【治療雑記】喘息・アトピーと産業発展の影

 《 喘息・アトピーと産業発展の影 》

気管支喘息、鼻炎、アトピー性皮膚炎、この数十年右肩上がりの現代病で、未だ医学で原因の解明も治療法の確立もされていません。

ただ、わかっていることは、原因の多くは、ここ百年程の自然界との調和をなおざりにした産業発展にあります。

化学物質、重金属、食品添加物等、世界中が人体に有害なもので汚染されています。気づかないうちに、排気ガスやケムトレイル、建材、黄砂にPM2.5等、常にそこら中に漂っており、想像以上に体に取り込まれます。

ここにアレルギーを起こす原因があるのは明白です。でも、昔の人達恨むのはやめましょうね。どんな悲惨な状況も、あなたも僕も含めて、世界何十億人の一人一人が作っている世界なんですから。良い世界にするためには、まずは良い世界をイメージするところから始めましょう。




⭐︎食生活との関係

アトピー性皮膚炎の場合は特に食生活と密接です。

東洋医学において、大腸と皮膚は表裏一体で、例えば大腸炎とアトピー性皮膚炎は同じ性質だと言えます。ちくわと同じ、外側が皮膚、内側が大腸、つまり解毒や炎症が、大腸に出るか?皮膚に出るか?ということ。


⭐︎赤ちゃんのアトピーや喘息

では、赤ちゃんのアトピー性皮膚炎はどうでしょう?

大気汚染の問題はもちろんですけど、お母さんの食生活やアレルギー体質は、赤ちゃんに受け継がれてしまう傾向があるんです。

世代を超えての発症も、喘息やアトピーなどの特徴です。お母さんだけでなく、おばあちゃんの小さい頃からの食生活が、赤ちゃんに喘息やアトピーとなって現れる。三世代、四世代に渡り受け継いでしまう可能性もあり、非常に難しい問題ですね。
 
⭐︎常に健康状態を高めておく意識が必要

これから急激に医療は進化していくと思いますが、今現在の医療では、残念ながら、小児からの喘息やアトピー性皮膚炎は、そう簡単に治りません。薬とは程良い付き合い距離感を保つことが大事で、ご存じの通り、ステロイドの使いすぎは、問題を複雑にします。

食生活に関しては、自然食品系や野菜果物等を中心にすること。添加物の多い加工品を避け、小麦のグルテンは免疫異常を起こすとも言われています。さらに砂糖や揚げ物などの油も炎症を強くしますので控えることは必須です。

解毒の働きを常に良い状態にしたいので、しっかりと水を飲み、便秘にならないよう、毎日の良い排便は保ちたいところです。

常に健康状態を高めておく意識と、長い目で見ていくことが最も改善に向けての近道となります。


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