【患者様の声】41歳最後と決めた11回目の体外受精

41歳最後と決めた11回目の体外受精

東京都 I様

私が初めて新郷先生の治療を受けたのは、不妊治療を始めて2年が経ち、高度不妊治療(体外受精)に踏み切った頃でした。

当時私は、日本一の実績と言われる病院で最先端治療を行えば妊娠できると思っていて、

体質改善や鍼の効能については全くといっていいほど無関心。むしろ懐疑的なくらいでした。

それでも友人に強く勧められ、半信半疑で人生初の鍼灸院の門を叩きました。

 「本当に鍼で妊娠できるのですか?」と、今思えば随分失礼な質問もしたと思います。

それでも新郷先生は嫌な顔一つぜず、体全体を整える東洋医学の考え方を丁寧に教えてくださいました。

また、私の食生活の乱れや若い頃からの不摂生をあっさりと見抜き、食事の改善についても具体的に指導してくださいました。

 

一方、すぐに結果が出ると思っていた体外受精では思うような結果が出ず、それどころか卵子の質は回を重ねるごとに落ちていきました。

長引く不妊治療は私を精神的にも疲弊させました。

そんな時、患者の心に寄り添う新郷先生の治療にはどれだけ救われたかわかりません。

治療のあとは不思議と心身のバランスが整っていくのを感じました。

 

そして昨年の夏、41歳にして妊娠することができました。

妊娠には、高度な医療技術以上に、心と体の調和が重要であることを私は新郷先生から学び、自らの体験として実感しています。

今、私の傍らにはもうすぐ3か月になる娘がすやすやと眠っています。



かけがえのない娘との出会いに導いてくださった新郷先生には感謝の気持ちでいっぱいです。

娘と一緒に奄美大島で再会できる日を楽しみにしています!

(2016.9月)

 

>I様へのコメント

I様は一度辛い死産を経験されており、その後クリニックでの不妊治療を始めて間もない頃当院へ来院されました。

体外受精を続けるか、そもそも本当に子供が欲しいのか、子育てできるのか、いろんなことで悩みながらも体外受精による治療と鍼灸治療を続けました。

来られる度に妊活に関わることを始め、仕事や生き方など毎回様々なことを話し、つい診療時間が長くなってしまっていた頃が懐かしいです。

そして11回目の移植(受精卵を子宮内に戻す)で妊娠に至りました!

そのとき41歳、実はこれで最後だと決めて臨まれた移植だったのです。

なんともドラマチックな展開に私も鳥肌が立ちました。

 

そして2016年7月上旬(浦和)赤ちゃんを連れてきてくれました。

育児はどうかと聞くと「楽しくてしょうがない!」

以前は男性以上のハードな働き方をしている仕事熱心な女性でしたが、今は母性溢れる優しいお顔と雰囲気になられていたのがとても印象的です。

本当におめでとうございます。


後日談、実は先日(2016.10月某日)ご家族3人でなんと奄美まで遊びに来てくれました!!

浦和時代の患者さんの中で初めて来島したのはI様、とても嬉しかったですね。

また大きくなったHちゃんにも会いたいので、たまに気軽に来てくださいね。

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