これから不定期で、日々の治療雑記として記事にしようと思いますが、手始めに今日は風邪について少しお話ししましょう。 風邪は解毒・浄化作用の一つであることを覚えておきましょう。過労、ストレス、睡眠の乱れ、食生活、様々な生活習慣により、体にひずみが積み重なります。 体は浄化が必要だと感じたら、風邪症状で解消しようとするんです。熱を出し、免疫力を高め、有害物質の解毒の為に鼻水や咳や痰を出し、時にお腹を下すんです。 さらに、溜まったネガティブな感情も、実は風邪をひくことにより解消する作用もあり、とても効率的な浄化方法です。 なので、もうお分かりですね?下手に薬を使い過ぎてしまうと、解毒と浄化が進みません。表面的に症状は治まってきますが、実は未病(後述)を作っているだけ。もちろん、高熱が出過ぎる場合や、頭痛があまりにも酷く辛い場合とか、、薬が必要な場面が多々あることも理解していますが、このような考え方は覚えておきましょう。 一番の風邪対策は、「しっかり風邪を引いてしっかり休むこと」これに尽きます。風邪をひいたら自分にひずみが溜まっていたことを自覚し、「よかった、風邪が体を元気にしてくれるんだ」と言う心構えで、ある程度自然に任せながら、ゆっくり休み回復を待つこと。 それと、風邪の治療は鍼灸の得意分野ですから、東洋医学も上手に活用して下さいね。
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