【治療雑記】寝違えは『ふうじゃ』さんの仕業⁉︎
「先生寝違えました。枕とか寝方が悪かったのですか?」そう言う質問をよく受けます。
実は寝違えの方の脈を診ると、多くの方は風邪を引いています。脈診で「風邪引いてますね」と言うと、「いや、自覚はないですが…」と言う会話になることがあります。
東洋医学で言うところの「風邪(ふうじゃ)」は、熱が出るとか、喉鼻が痛いとか、感染症の症状が出る出ないは関係ないんです。
僕の言う風邪は、この「ふうじゃ」のこと。腰痛や膝や肩や耳等、様々なところに症状として出ることも多いんですね。
そう言うわけで、寝違えは「ふうじゃ」の影響が多く、鍼灸治療としては、首に鍼するわけではなく、手足とか背中とか、そういった場所を使って、風邪(ふうじゃ)の治療をするとよく治るんです。
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